「アニメ評論家」宣言とどこかの誰か

アニメ「評論家」宣言

アニメ「評論家」宣言

藤津さんの文章をまともに読むのは初めてなんですが、わかりやすいですね〜。
アニメに詳しくない人間にもわかるように、という姿勢が見えます。
作家論に陥らないよう、監督や原作者の名前を極力出さないという方針も素晴らしい。
富野監督の発言に一喜一憂しているどこかの誰かとはえらい違いです!


この本の中でも、富野監督と宮崎監督について書かれた、
「言葉とアニメーションと二人の監督」という一遍がとくに良かったです。
興味のある方にはぜひ読んでいただきたい!


雑誌やムック本に載った文章を集めたものなので、一つ一つの文が短くまとまっていて読みやすいのでオススメです。
この本を借りるために県図書館に行ったら運賃が定価の7割くらいかかってしまいました。
買ったほうが早い、早いよ