エヴァンゲリオン劇場版

eva


エヴァ劇場版(主に、戦闘シーンのある#25「Air」)は
ガイナックスのスタッフに加え、プロダクションIGも関わっていて作画レベルが高く、
作画オタ的には注目すべき作品だと思います。
そのわりにはあんまり語られてない感じなので書いてみます。
キャプ画像は著作権的にどうなのかはっきりしてないのでちょっと怖いのですが、
最低限の引用を心がけて、注目したシーンをキャプしてみました。

まず一枚目。量産機と格闘しているときのアスカです。

キャラの動きは全編通してリアルさ重視で派手な動きはしないのですが、
アスカのコクピット内での慣性を感じさせる動きが特徴的だったので。
エヴァが格闘する中で、左右に大きく揺さぶられるアスカとコクピットを、
画面動(でいいのかな?)でカメラの手ブレのような効果を出して表現されています。
キャラが画面から外れてしまうというのが当時の自分には衝撃的でした。
なんか作画自体よりカメラワークとか演出の話になってるな・・;
二枚目。一枚目とシーンの順番が前後しますが、
アスカ駆る弐号機と戦略自衛隊との戦闘での1シーンです。

弐号機にぶん投げられた船(戦艦だか何だかわからない・・)が地表に縦に突き刺さり、
ゆっくりと倒れていく・・かと思いきや途中で大爆発を起こす。
しかも二箇所で、時間差という。
爆発のテンポが気持ちいいシーンですなー。
三枚目。弐号機に飛び掛かる量産機です。

画像だと分かりにくいですが、飛んでくる物体をとっさに見上げた視点なので、大きなブレが入ってます。
これも作画というかカメラワークだ・・
画面動を効果的に使ったアニメを見たのはエヴァ劇場版が初めてだったので、
当時の衝撃が相当なもので、どうしても印象が強いんですよね。


結局作画じゃなくて画面演出の話になってしまいました。
また機会があったら他のシーンについても書きたいと思います。