戻される時間

パトレイバーから他の押井作品に興味が移る。
とりあえず、攻殻機動隊のロマンアルバムに

評判はさんさんたるもので、僕も社長室に呼ばれて（略）
説教された。「お前、いい加減にしろ」とか言われて。（略）
でも、現場の評判はよかったんですよ。それで、これはいけるぞと思った。

と書いてあって気になったうる星の「みじめ！愛とさすらいの母!?」の回を見る。

うる星やつらDVD vol.20

なんとなく昔、うる星のものすごくヘンな回を見た記憶があったんですが、
やっぱりこれだった。
いきなり場面が戦場に移って、錯乱坊が大挙してせめて来るあたりが
強烈に記憶に残ってました（笑）。
この回は「ビューティフル・ドリーマー」の原型だとも言われているそうですが、
それは夢を描いたという大きな意味でなのかな*1。
ぼくは「ビューティフル〜」とは見た印象がかなり違ったんですけど、
それは終わらない文化祭前夜とか、仲間と永遠にドンチャカやるっていう
要素がなくなって、あたる母個人の話になってるからでしょうね。
「ビューティフル〜」も、たぶんやってることは同じなんだろうけど、
文化祭とかの要素があまりにも魅力的で強烈なんで、
そっちばっかりに目が行って、幻惑的な演出は「ちょっとヘンだな」
くらいにしか思わなかったんだろうなあ。

と、どうも記憶があいまいなので「ビューティフル〜」を見直そうと思ったら
貸し出し中。
あと押井的趣味全開の「必殺！立ち食いウォーズ」もみようと思ったら
これも貸し出し中。ｸｯｿｰ

うる星やつらDVD Vol.26

スタッフを見たら、「立ち食い〜」の回には押井氏の名前がないんですが、
どう考えてもこの内容は氏の趣味だし、脚本が伊藤氏なので
押井氏が色々と吹き込んだのでしょうか？クレジットされなくても
関わっていたということか･･？

*1:あとは上の戦場のイメージとか、種々のアイデアの共通か