監督になった岩石メーター

本放送のときもちらちら見て気になってはいたのですが
結局話を理解できずじまいだった「ファンタジックチルドレン」。
このたび友人の勧めで再度視聴開始。


友人によれば「前半は正直キツイ」とのこと。
なーにイデオンのときもションボリな作画に
約1クール耐えられたんだから大丈夫、な筈。


とりあえず1・2話を。

第1話「闇の果てから」
絵コンテ:なかむらたかし
作監:中村深雪
原画:高橋英吉 秋元勇一 森利夫 多田康之
柴田篤史 池下博紀 加瀬政広 児玉健二 岩村幸子
能地清 山本宏 中島美子 志村泉 津熊健徳
中沢勇一 光田史亮 森田岳志

本放送で後半の話もいくつか見たので、白髪の子供たちの
秘密もボンヤリとはわかってるんですが、
やっぱりこの段階では謎をにおわせるだけですね。
台詞の端々にヒントとなりそうな言葉もあります。
監督であるなかむらたかし氏は原画には参加してませんが、
絵コンテを切ってるからか作画にタッチしたのか、全体的に
なかむら作画と似た雰囲気。

  • ホラーで重々しい展開の中、トーマの活躍が一服の清涼剤

  • 素晴らしすぎるアクションが名作アニメ然とした雰囲気から浮いてるようなw


1話ということもあってか力が入っており、チットと施設職員の
追いかけっこのシーンでは全景で複数のキャラクターが
同時に動いたり、やけに豪華(笑)
トーマと親父さんの稽古のシーンも、トーマのバックジャンプや
タメの効いた親父さんのチョップなど、地味ながら素晴らしい格闘です。
それにしても、なかむら氏が作画してないのに
木片や岩石が豪快に飛んでくれるのは、絵コンテの指示なんですかね?
アクションシーンが素晴らしすぎて全体から浮いてるのは
同氏が参加したピーターパン(名作劇場)からの伝統か。