ピンチはパロディの匂い
スクライド 第10話「スーパーピンチ」
絵コンテ：黒木 冬
キャラクター作監：大貫健一
メカニック作監：伊藤浩二
原画：島田賢志 宮繁之 土橋昭人 阿部宗孝
牛来隆行 佐野たかし 野田道子 水川弘理
鈴木藤雄 鷲北恭太 中島利洋 玉腰昌樹 棚田暁子
鈴木竜也 鈴木卓也 伊藤浩二
なんというか、原画多すぎ（笑）
物語全体の中ではメインでない、一話完結のボトルショー*1に、
なぜこれほどの人員を投入する必要があるのか、まことに理解に苦しみますｗ
ヤマ場のシーンは動きもいいし、止め絵で見てもすごくきれいで
作画レベルは異常に高い。
でもこういうの大好きです。酔狂なものほど楽しい。
- 1話にもあった手描きの再生シーケンス
- より大型のロボに合体して強くなるあたりもサンライズの伝統？
- トドメは変形金田光
全体的に程よく金田作画でキモチイイ。
十字光や背景に流れるビーム、おまけに合体シーンで画面奥から飛んでくる黄色ロボも
ばっちり金田ポーズ。
凝った再生シーケンスは、スタッフを1話と比較して考えると
中村プロを除く本社スクライド班の誰かによるものかな？
とにかく今回の目玉はアルター「スーパーピンチ」。
と、いってもアルターどうこうとかあんまり関係なくて、
どう見てもただのサンライズ製ロボなのが最高です（笑）
敵アルター使いの着てる特殊スーツは仮面ライダーっぽいし・・
某所でこの作品と「ジョジョ」の類似がよく言われてますが、
スーパーピンチってスタンドでいうと、呪いのデーボの「エボニーデビル」が
モロですよね。ダメージを受けると発動っていうのが。
あとは、ノトーリアス・BIGとか。
他で見たサンライズによるパロディのときも思ったんですけど、
まあほんとにパロディにかける情熱がすごい会社だなと（笑）
もしかすると瞬間風速的にはガイナックス以上のパワーがあるかも。
*1:最近覚えた
