テレコム回を見つけだせ!

ルパン三世2ndシリーズのテレコム回を
ちょこちょこチェックしてます。
http://www.telecom-anime.com/telecom/sakuhinreki/nenpyo1_i.html
99話「荒野に散ったコンバットマグナム」は、
まだ比較的テレコム色が薄く、他の回とあまり変わらない印象です。
しかし、次元の決闘シーンになるといきなり動く!
銃撃を避け、脱出への目印として残されたマグナムの部品を
組み立てながら荒野を疾走する次元。そして息を呑む決着の瞬間。
この回はじつに面白かったですね。


もう一つは「カリ城」の制作が終わったあとの
143話「マイアミ銀行襲撃記念日」ですが、
こっちは製作体制が整ってきたためか、テンションが
高くテレコム色全開です。
冒頭から、机やイスがどっかで見たような*1かたちの破片を
撒き散らしながら壊れまくります(笑)
なぜこれほどまでにぶっ壊す必要があるのか・・
マイアミ銀行のボロさを表現するためとはいえ、
あくなき破壊への情熱には違和感を感じてしまいます(笑)


そして浜辺でのルパンと銭型の追いかけっこ。
ここもやけに長くコントが続くあたりに違和感が・・
いえ、この上なく動いてて動きの楽しさは満喫できるんですけどね。
ルパンが宮崎アニメで見られる両手を組んだげんこつ*2をやってたのでおっと思ったんですけど、
もしかしてこの技はテレコム発祥なのか?


この回のルパンのドリル型秘密兵器も実に良く動きます。
全体的にいって、ほんとにテンションが爆裂してるんだよなぁ・・


テレコム回の中でも145・155話のような宮崎氏がタッチしてるものと
そうでない回ではやはり上記のような違和感がありますなぁ。
非宮崎回は、なんというか作画の情熱が爆裂はしても
それを生かす演出がなくて暴走に終わってるというか。
演出やレイアウトなど、やはり宮崎氏あっての
145・155話のクオリティなのだなと改めて実感です。
しかし・・実にあつかましい書き方だ。
日々身を削って作画されているアニメーターの方々、すいません。

*1:ホームズが犬だったり城が空を飛んだりするアニメで・・

*2:ベジータもよくやっていた