名作を弄ぶ悪魔の唐辛子

気力がないのでとりあえず健在のご報告まで。
画像一枚でお目汚し失礼します。
ヱヴァ1.1より、ラミエル加粒子砲発射シーン。

制作体制や予算を考えに入れても、TV版と比べると断然ド派手で
アニメっぽくなったラミエル加粒子砲
グレンラガンとかトップ2!で見たような金田伊功系の
十字ビームが一瞬見えて、上記2作に参加した若手パワーによるものかな、
とか思ったりして。


それに関連して、グレンラガンとかトップ2!では、
凄まじいまでに若手*1アニメーター各個人の個性が発揮され、
クロバット的なアクションが終始画面を支配してた
のに対して、「ヱヴァ」ではアニメっぽさが一瞬見えたかな?という程度に
その情熱というかマグマというか(笑)、が抑えられている
のは、やはり庵野カントクの手腕なのかなあ、とぼんやり
思ったわけです。
なんかまた同じ事を書いてますが。


とにかく、カントクの実写志向とか、脳内に蓄えられた無数の
邦画・特撮・アニメとか、並みいる実力派アニメーターの
パワーをねじ伏せて統一した画面を作り出す、現場上がりの底力*2によってヱヴァは成り立ってるのかなあ、と例によって思いついたのでした。


ただ、TV版についてはずいぶんとご無沙汰しているので、
シンクロライダーキック作戦の回とか、
奇跡は起こしてこそ価値があるのよね、お姉様!作戦の回なんかは
今の目で見るとアニメーターさんの個性がかなり出てそーだなーとも
思えて、そう完璧に作画統制が行き届いてるわけでもないだろうなと。


そうは言っても、エヴァが作画面(レイアウトなのかもしれない)で
非常によく統一されていて、しっかりとした1つの作風を持っていると
いうのは、疑いのないところではないかと思います。


そういう統一性というのは、宮崎駿作品とか、磯光雄とか細田守とか
オシイヌとか・・・
にも当てはまるなーとごく一般的な結論に達したのでした。


あっ、お富様を忘れてました(笑)
たいへん失礼致しました。


おまけ:悪魔の唐辛子

*1:じゃない方もいらっしゃいますけど

*2:動画を経験してなかったりして、優遇されてるという見方もありますが