ハヤオMの不思議な世界

氷川氏が褒めすぎでしょうというくらい大絶賛していた
空とぶゆうれい船宮崎駿パートを右へ倣えで見てみました。

  • 躊躇せず車に迫ってくる恐ろしさ

  • レイアウトが決まってて、ビルだと思われたのが実は・・というシーン


うーん、今見ると、これといった衝撃はないような。
まあこれのグレードアップ版である新ルパンの最終回を見ちゃって
るので、当然といえば当然か。
氷川氏の言では
アニメーション表現の歴史: 氷川竜介評論集

空とぶゆうれい船」(69年)では、国民を守るべき戦車が、
渋滞中の車を潰しながら登場するという衝撃的なシーンがあった。

というのがあって、たしかにその感覚はルパンでは感じたんですけど、
このシーンでは感じなかったなあ。
ルパンでは「どけどけぇ!」等台詞があるぶんわかりやすいのか。


戦車登場の一連シーンではほとんど台詞らしい台詞がなかったり、
戦車砲の発砲前は一瞬静寂があったりと、画面の臨場感は他のシーンと
比べるとちょっと異質だなーと思います。
ってこれは演出の仕事か?
ビルの瓦礫や戦車のディティールが細かいのも特筆すべきところ。


視聴優先度は2といったところです。