フル3コマの秘密をあばけ
ジャイアント・ロボTHE ANIMATION
第5話「真実のバシュタール！〜過ぎ去りし、少年のあの日々…〜」
絵コンテ:片山一良
作監：山下明彦
アニメーションディレクター：片山一良
原画：山下明彦 小曽根正美 後藤圭二 羽山賢二 さとうけいいち
釘宮洋 菊地洋子 市川吉幸 鉄羅紀明 古田誠 荒木秀樹
桐生雅則 河野悦隆 鈴木勤 磯光雄 加野晃 石野聡
木崎文智 内田信也 宮澤努 橋本義美 片山一良
スペシャルゲストアニメーター：庵野秀明
記事名に興味を持っていらっしゃった方*1、すみません。
磯氏つながりでもじってみただけです。
ここにはフル3コマの秘密などありません（笑）
自分の理解は、
アニスタいわく「なるべく全部原画で描いてしまって、無駄な中割りは要らない」
という発想に基づいたものらしいということだけ。
釈明はともかくとして、5話です。
3，4話はシナリオ的に挫折の時期で、ロボのアクションも少なく
寂しかったのですが、6話で持ち返してくれました。
回想シーンの中での、GロボとGロボ2号の戦い。
2号を吹っ飛ばすロケットバズーカ。
水しぶきをはじめ、このあたりのシーンは全体的に金田！です。
鉄の塊がぶつかりあう重々しさ、ロケットバズーカのディティール描写など、
相変わらずすばらしく燃えるバトルですね。
作画wikiによれば、磯氏のパートは
エマニエルを押し倒して銀玲を逃がす大作〜
ジャイアントロボが敵メカにのしかかり至近距離からミサイル発射
らしいです。煙やタイミングに特徴が出てますね。
平手を出して突進するロボ（左上）の「ゆらり」とした動きが
磯氏っぽいですね。これで手ブレが入ってたら完璧か？
敵メカの装甲がボコボコと膨れ上がって内破する（右下）のは
マクロスからの伝統か*2。
微妙にパースがついてニョキッと出てくるミサイル（左下）も面白い。
至近距離射撃は男のロマン。
尺は短いですが、長い鬱屈を吹き飛ばす、スカッとするバトルです。
それにしても、当然のように次々現れる横山キャラはなんなんでしょう（笑）？
どうみても水滸伝！な方々がコンソールを操作してるのはいいのか？
本作は盛大な「横山祭り」だってことでしょうか。
