変形ヌンチャク殺人事件

ナルト映画のみっつめ。
「アニマルパニックだってばよ!」という、
大人からするとあまりにもひどい(笑)タイトルのせいで
長らく見られずにいたんですが、ついに意を決して視聴。


前半はTVシリーズとそう変わりのない作画と、アニマル
パニック的な話(笑)が延々続くのでちとつらいですが、
終盤のナルト・サクラ・リーの三所一体*1バトルは
素晴らしかった。
別々の場所で戦ってる三人の台詞と音楽がシンクロする演出は
好みです。


そして、作画wikiによれば*2ほぼ全編が松本憲生パートと目される
終盤の3戦。


とにかく破片がすごい。みなさん人間削岩機。
サクラって第1期では怪力属性なかったような?修行中ですかね?


今回はヌンチャク・長棍・分銅鎖*3に変形する特殊な武器を
使うリー君。(左上)
これ、スバラシクかっこいい。本編でも使ってほしいくらいです。
憲生氏がハンターハンターでやったような超スピードの表現が今回もされて
いて、静止画だとオバケなリー君。(右上)
超スピード時は背動も入ってますがCGっぽいような。
でもポニョで見事にだまされたのでこの口はもう何も言えません。(笑)
分銅鎖で敵を巻き上げ、それを追い越して鎖の中心で敵を迎え撃つリー君。(左下)
もう完全に物理法則無視という感じですが、そういう極端な動きのデフォルメが
リー君の戦闘では特に多くて、またそれが気持ちいい。


リー君の持っている趣味全開な武器からして、本編外で好きにやっちゃったよ
という感じが強いこの映画ですが、そのおかげで作画面でも
崩れていいから動かせ!破片飛ばせっ!という感じではっちゃけてますので、
作画オタのみなさんおすすめです。
そして、一般ナルトファンにはおすすめいたしません。主にシナリオで。


視聴優先度は作画オタ5。一般2です。

*1:とでも言えばいいのか

*2:という言葉が免罪符・笑

*3:のようなもの