空飛ぶ八面体

ふと思ったこと。
エヴァ映画でリツコが残酷ひかり怪獣・・じゃなくて第6使徒
眺めながら、「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)・・ね」と呟くシーンがありますが、
これってどうなんでしょ?
yahoo辞書によると

同類のすることは、その方面の者にはすぐわかるというたとえ。

要するに、「餅は餅屋」と同じような意味なんですけど、
ちょっと違和感があるなぁ。


このシーン、遠くまで届く強力な大砲と、強固な盾を持った敵を相手に、
それならばこちらも大砲と盾で応戦してやろうというような状況なのですが、
これだと「その方面のものにはすぐわかる」というのがしっくりこないなぁ。
ある手段に対して、同じ手段でしか対抗できないという状況をもう少しだけ
きっちり表してくれることわざはないものか。
「目には目を」もちょっと違う。
「バリアに勝てるのは、バリアだけだ」だとネモ船長だし(笑


映画の中で聞くと、「蛇の道を突破できるのは蛇だけ。大砲と盾を突破するのも、
また大砲と盾だけだ。」というように聞こえますが、本来の意味はアレだし。


「毒をもって毒を制す」が結構いけるかなと思ったのですが、
何度も口に出してるうちに「蛇の道は蛇」という言葉の響きが意外にかっこいい
と思えてきました。やっぱりリツコのセリフはあのままでいいのかな(笑