ゲッターの光は熱く

http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_02/col_02_01.html(藤津氏コラム)
藤津氏のように、アニオタ的に権威ある人から薦められると、
見ずにはいられない悲しい習性。
と、いうわけで「真ゲッターvsネオゲッター」を見てみました。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ ** ストーリー第1話 **
(1話)作監:鈴木藤雄
メカ作監:田中良
原画:猪口亮 岩井優器 やまだたかひろ 青木真理子 斉藤和也etc
(3話)作監中野典克
メカ作監:中原竜太
レイアウト監修:鈴木藤雄 田中良
原画:Aチーム ZERO-G-ROOM etc


チェックした覚えはないのに、1・2話に感じる
強烈な郷愁と既視感。
7年前に、すでに友人に見せられていたのでした。
ゲッターロボ狂いの彼と、チェンジ!やら本作やら、
よく見たもんです。マクロスも彼経由。
おかげで自分のオタク領域の裾野もずいぶん広がったよなぁ・・


昔話はともかく、本作はアツイです。
お話もアツイんですけど、
作画崩壊なんてしらねえ!
絵が崩れようが、動いたもん勝ちだぜ!」
という感じで作画も相当はじけてます。とくにキャラの格闘シーン。
動き重視で絵はどーでもいいぼくでさえ心配になるくらいの勢いで
格闘してくれます(笑


道路標識や街灯の向こうに、ローアングルでロボットをとらえたカットは
まるで怪獣映画だし、ロボットが動くたびに吹っ飛ぶ自動車、
崩れるビルなどなど、ロボット周囲の描写がリアルで豊富。
おかげで戦闘シーン全体に説得力がありますね。
その一方で、ロボットや敵メカの挙動はリアルとは程遠い
はじけっぷりを見せます(笑
このへんのギャップがたいへん楽しいです。

  • 手前のタクシーや電柱がうれしい


  • 怪獣にしか見えないゲッター


1・3話が作画的にはとくにはじけてるように思えたので
上記のように原画マンなどチェックしたんですけど、
どこ系のスタジオで作られてるのかよくわかんないです。
鈴木藤雄氏はアニメtorotoroみたいですが・・
作画の感じは、全話にわたってぴえろっぽいですね。
とくに3話はバット将軍の乗るメカを倒すあたり、
煙や破片が特徴的だったので気になります。

  • これだけハデにやってくれるとスカッとします