ビルとバクハツ

VHS「ウルトラマン80」3巻 11〜14話
(13・14話 川北特撮)


ビオゴジのコメンタリーで川北爆発という言葉を聞いて以来気になっている川北氏の仕事。
川北紘一 - Wikipedia
今回のビデオの中でも出色はやはり、ウルトラ関係のムックで激賞されていた
13話「必殺!フォーメーション・ヤマト」。
最初のカットが怪獣の足から始まって、まるでゴジラ(笑)。
ビバ!東宝特撮!
車やら看板やら電柱やら、セットがやたら細かいです。
セット内の建物も多く密集していて豪華。まさに街中に怪獣がいる感じ。
撃墜された戦闘機がビルに突っ込むというシーンでは
ビルの内側から撮る形になっていてシビレル。


防衛隊側の特撮もすごい。
戦闘機の着陸や巨大母艦の発進シーンなどのミニチュア撮影は、
さすがの「川北マジック」*1のリアルさで迫り、
滑走路や格納庫も本物のよう。


そして、ウルトラマンは今回も怪獣にとび蹴りをくらわしていた(笑)。
とび蹴りで弱らせてから、サクシウム光線で確実にトドメをさすというのが、
彼の鉄板戦法なんでしょうね、たぶん。


お話のほうでいうと、レンタル店に2巻がなくて飛ばしたのですが、
12話ではやくも「教師編」が終わってしまい大変ショックです(笑*2
11話なんか、教師を感じさせる要素は「明日、学校がありますので」
の一言だけだし!
路線変更とはいえツライです。
12話で終わると書きましたが、この話ではヤマト先生は退職するでもなし、
なんとな〜く次の「UGM編」に移っていきます。なんという華麗なフェイドアウト


せめて教師編のケリはつけてほしかった。

*1:と呼ばれているらしい

*2:ちなみにいうと次巻を借りに行ったら在庫が一掃されてました。泣ける