強烈外国オタク現わる

http://www.unitedcinemas.jp/news/45/
再びユナイテッドの「傑作アニメセレクション」の話なんですが、
各作品の紹介文を斉藤守彦という方が書かれてます。


大変面白く読める文章で、それだけでもすげーなと思いますが
いくつか気になる話題も。
とくに「ジャパニメーション」という用語について、
差別用語である、とはっきり書かれていることが印象的。
はてな

ジャパニメーションJapanimation
日本製のアニメーション作品。特に,欧米で人気を博している日本製アニメーション作品のことを指す。
〔Japan+animation から。もともと蔑称であったが,日本で良い意味に転じ逆輸出された〕
三省堂「デイリー 新語辞典」より引用

とあるように、ジャパニメーションとは
もともと諸外国のアニメに比して性的・暴力表現が過激であるとされた日本製アニメ*1
に対しての蔑称です。


ぼくはマスコミなどでこの語が肯定的に使われるのを見るたび、
やりきれない思いになってたんですが、今回初めて出版物の中で
的確なところを書いたものに出会ってちょっと感動しました。


と、ここまで書きましたが、最近は世間の外国のオタクさんについての
認識も深まったようで、「ジャパニメーション」という語もあまり聞かないし*2
もしかするとすでに差別語であることを書く必要もないのかもしれません。


まあ、とにかく、この語の意味を正しく伝えてもらえて、
長年残っていたしこりが取れたような気がするという、
ごく個人的な話でした。

*1:または日本製のエロアニメそのもの

*2:外国での呼称の主流は「anime」