原画はだぁれ?

以前に書いた巨人の星の大リーグボールをホームラン!の巻ですが。
巨人の星83話 アニメ様の言われるままに・・ - 批評家もまた批評さる


僕はかんぜんに作画オタとしての目論見で見て知っていたわけですが、
この場面はべつに作画者というわけでもない父も知っていました。
カラオケで巨人の星を歌うとこの場面が映像に出るんですよね。
それだけ有名なシーンなんですね〜。
そんで親子で騒いでたという。「うお!あのシーンが!」みたいな。
「巨人」が放映されてた当時、テレビアニメというものがどれだけ
広く見られていたかがわかります。


さて、このホームランのシーンがシナリオ上で重要であったという
ことを差し引いても、非常に個性的なその作画が、見るものに強く印象を与えた
ことは間違いありません。
その印象の強さは、とくに作画を云々と考えることもなかったであろう
当時の視聴者(父含む)にさえも、今もって「すごかった!という」印象を
残していることからひしひしと感じられました。
「巨人」が放映されていたあの時代、素晴らしい作画が多くの人に感動を残していたのです*1
今はそのような機会は減ってしまってるとは思いますが、それでもどこかで誰かが
作画によって「うお!」と思わず声が出てしまうような感動を感じているはずです。
より多くの人が素晴らしい作画に出会えることを願っております*2


ちなみに原画はだぁれ?かというと、荒木伸吾氏。
荒木伸吾 - Wikipedia

*1:ただ、これはシナリオと作画が一体になったゆえの完成度であることも外せませんが。

*2:なんだか大層な話になってしまいました・・・・