怨嗟ある戦い
卒論も無事に提出できましたので・・・・
一人でイデオン(映画版)を見てました。
我ながら、なにやってんの!って感じです。
まぁ世間的にはすごく悲惨で鬱な映画なんでしょうけど、
自分の場合は見ると不思議と元気が出るっつーか・・変人ですか?
何度も見てる作品なんですけど、今回見て感じたのは
改めて映画イデオンって映画エヴァの下敷きになってるんだなー
ってことです。
具体的な類似点はいろんな人がすでに指摘してるんですけど、
雰囲気自体もなんとなく似てる気がするんですよね。
制作者の怨念がこもってる感じといいますか・・(笑)。
世間で言われてる類似点はというと、大体
・超現象*1によって人類が全滅して生まれ変わる
・悲惨な白兵戦
・「(人類は)できそこないの生物」という台詞
あたりですね。
味方ロボが一機だけで勝ち目のなさそうな戦いをするっていうところも似てますね。赤いし
外で戦闘が熾烈を極めてるのにオペレーターの方々はわりとまともに
戦況を報告しあってるところとか、青空の下で戦ってたり(エヴァ)、
戦闘の合間に弁当を食べるシーンがあったり(イデ)、実にひどい状況に
なってるのにリアルさが失われてない感じが雰囲気として似てるなーと思いました*2。
エヴァの後半はリアルどころか現実世界とリンクし始めちゃいますけど。
イデオンって悲惨ですけど人間の生きる力みたいなのは溢れんばかりに
感じられるので、それが負のベクトルに行ってるだけで映画としては
けっこう元気な部類なんじゃないかと思います。
つまりぼくは変人じゃないということです。ええ