狂気のオバケ・マークISO
鬼太郎第3期シリーズで
磯さんが仕事してるというので見てみました。
先行研究(笑)がすでに各所で出されてますので、
技術論よりは自分の感想を中心に。
なんか、とにかく作画のオバケ*1がすごいです(笑)。
例えば99話の冒頭のネズミ男、話しながら顔を近づけるシーン。
このあと
こうなる
静止画だとわけがわかんない感じですが、オバケのおかげで
作画枚数が少ない割りに、よく動いているように見えますね。
厳しい枚数制限がある中で、動いているように見せる工夫なんでしょうね。
102話の冒頭、先生の動きもスゴイです。
目玉が取り残されちゃうカットが他にもいくつかあるんですけど、
流行ってたのかなこれ(笑)
それにしても自分はこれだけ凄まじいオバケを
見たことがなかったんですけど、こういうコミカルオバケって
ポピュラーなんですかね。少々、悪ノリのにおいも感じられますが(笑)。
物体がブレて映るのを表現したオバケはけっこう見るんですけどね。
あとタイミングが少々山下系。
着地前、鬼太郎の手がどアップにっ!
鬼太郎が一反もめんに乗るというおなじみの動作が、
巨大ロボットの合体シーンのようなケレン味をまとってます(笑)
イッタンバード、チェーンジ!
後日、残りの磯回である104話もチェックしたいと思います。
*1:動きが速くて形がはっきりしないものや、速さを表現するための残像効果的な絵のこと だそーです