チャンネル横取り作戦

先週の「電脳コイル」第1話、テレビ欄に
「話題の新アニメ!」とか書いてあって笑いました。
「(作画者を中心として、一部で)話題の新アニメ!」
が正しいのでは・・


放送前から楽しみにしていた「コイル」も、
早いもので第2話まで放送されました。
その印象は、「ふつうのアニメ」。


「ふつう」といっても、キャラが引き気味の構図の中で
全身写しでガシガシ動いたり、CGがそのCG臭さを逆手にとって
デジタル感を感じさせたいところだけにうまく使われてたり、
破片がやたら細かかったり全然ふつうじゃないところもありますが、
その印象はあくまでもふつう。


奇をてらわず、きっちりと作られているからそう感じるのだと思います。
この作品にアニメ独特のテンションの高さがない*1のも理由かも。
いきなりキャラの顔がでっかくなってつっこみを入れるとか、
キャラが2,3枚でパタパタ動いてしゃべるとかやらないですよね。
つねに一定のテンションで物語が進むという*2
しかしマンガ的・アニメ的表現を極力つかわず、キャラの動きをつねにリアルに描写していく
というのは大変労力のかかることだと思います。
マッドハウスの制作力あってこそですねぇ・・


オヤジやモジョなど、可愛げがあってグッズを出したら売れそうなキャラも
たくさんいるし、グッズがヒットするかも・・とか、
メジャーの続きで見る人が多そうとか昨日の7時の再放送で引っかかった人がいるんじゃとか、
日々妄想は膨らみます。
待て!次回!
[

*1:この言い方はカウボーイビバップが流行ったころに見た気がします。他とは違うぜかっこいいぜと言いたい人にお勧め

*2:作品中、つねに時間が流れている感じ。これも宮崎アニメに対する論評のパクリですが・・。