萌えオタをこきおろしてユートピアへ行こう
毎度、世間の動きから2ステップほど遅れて動き出す
当ブログでございます*1。
今回はグレンラガン4話(アニメ)を話題にしようかと・・
賢明なおたく諸氏からは「エエー今更ー」という声が上がることでしょう・・。
賢明であってもおたくではない方への説明
アニメ「天元突破グレンラガン」。
1〜3話までは高いクオリティであったが、4話ではそれまでと
大きく毛色の違う絵柄・演出、どうでもいいようなストーリーで大きな
批判を受け、批判が大きくなる過程ではネット上でのスタッフの失言とか
毎度おなじみのおたく世代間闘争とかネット独特の「祭り」とか
作画中二病とかも絡んで論争がよりいっそうややこしいことに・・
なんか話題が派生しまくっててすごいです。
もしかするとパレスチナ問題あたりを理解するよりしんどいかも・・
ぼくははじめ、この問題はいつものアニメの絵がおかしい!という
「作画崩壊」祭りで、また若おたくが激しいアニメートに伴う作画の崩れ*2
に耐えられずに騒いでるなーなどと考えていたのですが、
今回はちょっと違いました。
「天元突破グレンラガン」4話は「作画崩壊」したからダメなのではない - 萌え理論ブログ
作画だけじゃなく、前回までと登場人物の性格が違う!とか、
特訓して敵を倒す!あと新キャラも出るよ、みたいな簡潔スギル展開とか、
脚本・演出にも問題があり*3、そこも批判の原因であったということなのです。
ただ、上の記事の最後にもあるように、この第4話ってそれほどひどい出来じゃ
ないと思います。出来のよい前回までと比べることで問題が際立ったわけで。
テレビアニメのなかの1話くらい大目に見てもいいじゃない?
ぼくも、4話を見たときには違和感なく楽しめましたもん。
まあそれは初めて見たのが4話だったからでしょうけど。
前回との違和感など感じようもありません。
「テンション高いアニメだなー、うおっ、合体シーンすげっ!」
などとたいへん楽しんで見ていました。
そういうわけで、うちのテレビの映りが悪いとかぼくの審美眼の問題とかを
差し引いても、4話はなにも知らずに見たならば普通の出来だと感じるレベルだと思います。
この話でひとつ教訓になったのは、
アニメにかんして論争が起こったとき、
「作画オタ・萌えオタ闘争論」*4
の考えに陥ってしまうと事実が見えなくなる*5、ということです。
感情にまかせて文章を書くことは恐ろしいなぁ・・
と、いうわけで、電脳コイルについても熱が冷めたころに
冷静になって書こうと思います。