ペネロペのCGはヤバイゼ

「テラへ」、2話を見た感想をちょこっと。
手描き部分*1の動きは普通という感じですが、
主人公の乗った飛行機が戦闘機の追撃を受けるシーンの3DCGはよかった!
飛行機とミサイルがCGでしたが、CG特有のほや〜んとした動きではなく、
手描きアニメならではのキレのあるタイミングを受け継いだ動きを見せて
くれてました。ステルス機っぽい細長い戦闘機が急旋回で画面の外に消える
とこなんか最高ですね。
ミサイルは板野〜っというわけではなく普通でしたが。


3DCG版のアップルシードが公開されたころに
「CG制作スタッフはリアルな動きは作れるが、アニメーション独特の
デフォルメされた動き*2をさせるノウハウを
持っていないために、アニメとしては不自然な映像を作ってしまう」
という意見を見たことがありました(例によって出典不明)が、
最近のアニメでの3DCGのうまい使われ方を見るに、アニメ界のノウハウが
CG界にも共有され始めたのかなーと思われます。
共有の具体的な例は板野一郎氏しか知らないけど・・*3
ただCGはメカアクションではよく使われますが、キャラクターをうまく動かした
例は見たことがないです。ロマのフ氏の作品なんかはそうなのかな・・
あと意外なところで「うっかりペネロペ」。


今更ですが映画アップルシードはCMくらいしか見たことありません。
デュナンの動きがあまりにへぼかったので見る気が・・
メカアクションはすごいのかもしれません。見なきゃ。

*1:いまやセル画部分と書くわけにもいかないので紛らわしい・・

*2:パッと止まって見得を切るとか、ミサイルがありえない方向に曲がるとか

*3:板野氏がアニメに復帰するときのCGスタッフへのお別れの言葉「おれはアニメの国に帰らなくてはならないんだ」には笑った