レイズナー20話まで。

レイズナー・・作画のためだけに見てましたが面白いです。
サブタイトルとかCM入りのアイキャッチ
本編とは不釣合いに明るいのが違和感ありますけど。
ちゃらり〜ん(かわいい音楽)で「群がる殺人機(マシーン)」とかサブタイトル出されても(笑)。
あと毎回アンナのポエミーな語り部で進んでいくのもちょっとやだ。
このかわいい語り部は視聴者に対する妥協なのか・・?


と、いうような違和感はありつつも、やっぱり面白い。
異星人とのハーフである主人公エイジがすごくいい子*1
ソ連の軍人に捕虜にされかかったアメリカの軍人が
「地球人同士でさえこのありさまだ。エイジと地球の子ども達のつながりが信じられんよ」
という旨の発言をしたとき、エイジは
「今は、あなたともつながっています」。なんていいシーンだ。
この回は星山博之御大が脚本だった。どおりでガンダム的切なさが・・(こじつけ)。


レイズナーのデザインは今見るとちょっと古いかな?と思うんですけど、
足のボリューム感とか羽根のようなパーツがイカスし、
20話みたくスタッフが豪華なときはまるで別物のようなかっこよさ!
20話のラスト、仁王立ちのレイズナーがヤバイ。かっこよすぎる。
20話でV-MAXのスピードが上がってたので、これ以降どんどん作画がすごくなるのでは・・と期待。


あと沖浦啓之氏は人狼とか攻殻のイメージが強すぎて、人物の絵を期待してたんですけど、
当時はメカと破片が得意技だったらしい。
ていうかレイズナーはどの回も破片とびまくりの爆発起きまくりですけど・・。
アニメアールスタジオ担当の回に注目してましたが、
シナリオ的に戦闘が多い回はアニメアールでなくてもバリバリ動いてたりして油断できないです。



スキャンで細かいところがごまかされていて大変素晴らしい(お手本あり)。

*1:声は「あの」井上和彦だけど・・