子供向けと思って舐めてました。

すいません、デジモンというだけで視聴を先送りにしてました。
スッゲェ面白いじゃないかっ！久しぶりにアニメ見て素直に面白いと思えました。
これじゃクレしんというだけで「絵がヘボイ」「くだらない」とか言って
見ようともしない大人と同じだ･･猛省。
「ぼくらのウォーゲーム」は子供向け作品として手堅く作ってある一方、
posシステムという単語や細かいパソコン周りの描写（まぁISDN回線が出てくるのはしょうがない）、
171の災害用伝言ダイヤルなど、小道具が極めて現実的で、
富野監督の言葉を借りるなら「子供をバカにしていない」のが好感触。
子供は意外とそういうとこも見てると思う。大人が見ても楽しめるってのは副次的なことかな。
後半、いきなり世界的危機が訪れたとこでは笑ってしまいましたがｗ
少々急だけど、ちゃんと段階を踏んだエスカレートの仕方が気持ちよかった。

で、同時収録の前作に当たる無印「デジモンアドベンチャー」のほうは、かなりの異色作。
クラシックが延えん流れる淡々とした雰囲気もそうですが、
子供向けにしてはデジモンが怖すぎないですか？ｗ思いっきりクリーチャーで激ヤバスポーンな雰囲気でした。
日常的な景色（自販とか）の中に静かにたたずむデジモンには特撮ロマンを強く感じましたｗ
団地や自動車を破壊しながら激突するシーンはエヴァを思い出しましたね。
しかも、密度や見せ方がエヴァよりパワーアップしてて驚いた*1。
自動車や電話ボックスを吹っ飛ばすアニメって他にないですかね？見たい。

細田氏がやった「ワンピース」もいろんな意味で印象に残る作品だったし、
こりゃどれみの細田回も見るしかないかもしれんです･･借りるの恥ずかしいけど。

*1:年代等を考えれば順当かもしれないが、東映なのにという感じはある。「東映にもこういうことができるんだぞ！」（細田氏談）